製品原価シミュレーション

決算書から製品1個あたりの原価と利益を可視化する
中小製造業のための原価計算ツール

4つの計算方式 部門別アワーレート 4つの利益指標 Excel/PDF出力

登録不要・無料・データはブラウザに保存

© 2025 RS Consulting

製品原価シミュレーション

システム設定

OFF

全社基礎データ

損益計算書(P&L)参考

製造原価報告書 参考

材料費

労務費

※ 決算書の金額をそのまま入力してください。直接費の割合は上段の「直接費・間接費の区分」で設定します。

外注加工費

経費

※ 決算書の金額をそのまま入力してください。直接費の割合は上段の「直接費・間接費の区分」で設定します。

製品原価シミュレーション 使い方ガイド

このツールは、製品1個あたりの原価をシミュレーションするアプリです。
全社の財務データと部門(工程)情報からアワーレート(時間あたり加工費)を自動計算し、各製品の原価構成と利益を可視化します。

💡 まずはデモデータで体験!
ヘッダーの「デモデータ」ボタンを押すと、5部門・3製品のサンプルデータが投入されます。実際の動作を確認しながら読み進めてください。

操作の流れ

1
全社設定 計算方式を選び、P&L・製造原価報告書データを入力
2
部門(工程) 各工程の人件費・設備費を登録
3
製品原価 材料費・工程ルーティングを入力して原価・利益を確認

STEP 1: 全社設定タブ

全社設定タブのスクリーンショット

1-1. 原価計算方式を選択

画面上部の「システム設定」で、自社に合った原価計算方式を選びます。

方式名称特徴適用場面
方式1簡易方式全工程同一の統一レート工程差が小さい場合。まずはここから
方式2全社統一(直接/間接分離)統一レートだが直接/間接を分離間接費の比率を把握したい場合
方式3部門別(人手主体)部門ごとに異なるレート工程ごとのコスト差が大きい場合
方式4部門別(機械混在)機械主体工程を区別多台持ちや夜間無人運転など、機械稼働時間≠就業時間の工程がある場合

1-2. 全社基礎データを入力

項目説明デモ値
対象年度・名称管理用の名前2024年度 標準設定
共通年間労働時間(h)1人あたりの年間稼働時間1,800
間接費配賦基準間接費を部門に配分する基準人数比

1-3. 損益計算書(P&L)データ

売上高販管費を千円単位で入力します。販管費は間接費として自動配賦されます。

1-4. 製造原価報告書データ

材料費・労務費・外注加工費・経費の各項目を千円単位で入力します。

💡 決算書の金額をそのまま入力してください
減価償却費・労務費とも、決算書の金額をそのまま転記してOKです。
部門タブの「標準機械装置費用」や「作業者年間人件費」との重複は、上段の「直接費・間接費の区分」の直接費率で制御されます。

1-5. 間接費の自動計算を確認

入力後、画面下部に間接費が自動計算されて表示されます。確認したら「保存」ボタンを押してください。

製造間接費 = 製造原価合計 − 直接材料費 − 直接外注費 − 直接償却費 − 直接労務費
※ 各科目の直接費は「直接費・間接費の区分」で設定した直接費率で算出
販管費 = P&L販管費
間接費合計 = 製造間接費 + 販管費

STEP 2: 部門(工程)タブ

部門タブのスクリーンショット

2-1. 部門を登録する

「+ 部門追加」ボタンで、各製造部門(工程)を登録します。

項目説明デモ例(シートNC)
工程名部門・工程の名称シート(NC)
直接作業者数その工程の従事者数8
作業者年間人件費(円)全作業者の人件費合計27,500,000
標準機械装置費用(年/円)直接使用する設備の年間費用28,584,000
💡 方式4で「機械主体」工程の場合
稼働形態を「機械主体」に変更し、設備台数と1台あたり稼働時間(h/年)を追加入力してください。多台持ちや夜間無人運転など、機械の稼働時間が作業者の就業時間と異なる場合に使用します。

2-2. アワーレート一覧を確認

部門登録後、画面下部に部門別アワーレート一覧が表示されます。

表示項目意味
直接原価人件費+機械装置費用
間接費全社間接費のうち配賦された額
直接レート(円/h)直接原価 ÷ 稼働時間
間接レート(円/h)間接費 ÷ 稼働時間
総レート(円/h)総費用 ÷ 稼働時間

STEP 3: 製品原価タブ

製品原価タブのスクリーンショット

3-1. 製品を登録する

「+ 製品追加」ボタンで製品を登録します。

項目説明デモ例(製品A)
製品コード管理用コードA
製品名製品の名称製品A
目標販売価格(円)1個あたりの販売価格1,775
直接材料費(円/個)1個あたりの材料費817
直接外注費(円/個)外注費用0

3-2. 製造ルーティングを設定

「+ 工程追加」ボタンで、製品の製造工順を設定します。

項目説明
工順製造工程の順序(1, 2, 3...)
工程使用する部門をプルダウンから選択
作業時間(h/個)1個あたりの加工時間(時間単位)
💡 作業時間の換算
1分 = 0.0167h、5分 = 0.0833h、10分 = 0.1667h
秒単位の場合: 秒数 ÷ 3600 で時間に換算

3-3. 原価ウォーターフォール

「保存」後に表示される原価の積み上げ表示です。

直接材料費 + 各工程の加工費 + 外注費 + 特約経費
▶ 直接原価 + 製造間接費
▶ 製造原価 + 販管費
▶ 総原価

3-4. 3つの利益ライン

利益計算式意味
限界利益販売価格 − 直接原価変動費を回収した後の貢献利益
製造利益販売価格 − 製造原価製造コストを回収した後の利益
営業利益販売価格 − 総原価全コスト回収後の最終利益

※ 赤字の場合は赤色で表示されます。

3-5. 製品原価比較ダッシュボード

複数製品を登録すると、画面最下部に全製品の原価構成と利益率を横並びで比較できる一覧表が表示されます。

データの出力・管理

ボタン機能
📊 Excel全データをシート別にExcel出力
📄 PDF画面キャプチャをPDF化(1製品1ページ)
書き出しJSONファイルでデータ保存(バックアップ用)
読み込みJSONファイルからデータ復元
デモデータサンプルデータを投入して動作確認
リセット全データ削除して初期状態に戻す
⚠️ データの保存場所について
データはブラウザの localStorage に保存されます。キャッシュクリアでデータが消えるため、定期的にJSON書き出しでバックアップしてください。